村上春樹――OFFの感覚――
今井 清人 著
- 選書2
- 四六判・上製・総304頁
- 本体2,136円
- ISBN4-7952-9205-1 C3397
【主要目次】
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村上春樹という同時代/都市論
- 1. 村上春樹によれば都市は――シュミレーションとしての都市神話/文体論
- 2. 違和からの文体――<書く>ことを書くこと/物語論
- 3. 物語へのスタンス――同時代としての1980年代
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三部作の世界
- 1. 『風の歌を聴け』――OFFの感覚
- 2. 『1973年のピンボール』――「出口」を探しながら
- 3. 『羊をめぐる冒険』――ミメーシスされる<物語>
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インターフェースとしての<森>
- 1. 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランダ』――<ねじれの組織化>
- 2. 『ノルウェイの森』――回想される<恋愛>、もしくは死
- 参考文献目録(インタヴュー・単行本未収録エッセイ・資料等)